1 ![]() 今年は10年目の記念すべき年だということで実にめでたい. 御存じない方のために説明させて頂くと,ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(以下,LFJ)は特にクラシックを中心とした音楽祭で東京・丸の内を中心に無料公演あり,楽器体験あり,その他いろいろの,正に祝祭であり,毎年5月3日~5日まで開催されている. 硬苦しいものは何もなく気軽にクラシックを体験できる珍しい機会である. 昨年は残念ながら,出かけることができなかったので楽しみにしていた. 今年は10人の音楽家+彼らの友人の音楽家 計20人という珍しくごちゃまぜなテーマである. 今年は下記の有料公演を聞いた. ちなみにLFJの有料公演も格安である. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 イェウン・チェ (ヴァイオリン) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 ドミトリー・リス(指揮) ブラームス唯一のヴァイオリン協奏曲. ヴァイオリン好きはこの曲が好きな人が多いと思う. ブラームスらしい重厚なサウンドを感じることはできたが,コンチェルトとして良かったかというと??? まだまだ,勉強が足りない. モーツァルト:セレナード第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハムトジーク」 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 アダム・ラルーム (ピアノ) 横浜シンフォニエッタ ジョシュア・タン(指揮) 私の中でモーツァルトといえば,やはり「アイネ・クライネ・ナハムトジーク」であるし,そういう意見は多いだろうと思う. ピアノ協奏曲はモーツァルトには珍しく短調の曲だが,そこはやはりモーツァルトというべきか,暗くなりすぎない曲だと感じる. ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 「新世界より」 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 ドミトリー・リス(指揮) 個人的ない意見だが,この曲は第3,4楽章が好きで好きでしょうがない. ただ,日本では最も有名だ思われる第2楽章はどうしても好きになれなかった. ところが,今回のウラル・フィルハーモニーの演奏で第2楽章もなかなかよいなと思えるようになった. 指揮者によって演奏もだいぶ変わってくるからであろうか. せっかくなので,ドミトリー・リス指揮の「新世界より」のCDを購入したいと思ったが,販売していなかったので残念. 以上が,LFJ2014の感想である. 屋台村からいい匂いが漂っていたし,グッズ売り場もにぎわっていたが時間の都合上そちらを楽しむことはできなかった. 来年のLFJも楽しみにしたい. ▲
by Allegro-nontroppo
| 2014-05-12 19:06
| 音楽
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