タグ:飛鳥 ( 4 ) タグの人気記事

飛鳥 ASUKA@新国立劇場オペラパレス

f0305926_23310561.jpg
初めてバレエを生で鑑賞してきた。

60周年記念講演シリーズⅦ 「飛鳥 ASUKA」である.

制作は牧阿佐美バレエ団である.


飛鳥時代を舞台に乙女と猟師の息子、そして竜神や竜たちが絡みあうファンタジーであった.


歴史上の人物や出来事を描いているわけではなかったが、特に祭司や宮司,献舞使の衣装は古代の服装を思い出させるものであったし,五色の布奉納舞は五節の舞姫の舞とはこのようなものではなかろうかと想像させるようなバレエであった.


音楽も雅楽ではないのに,日本の伝統ある音楽のように聞こえるのである.

曲の音階の問題だろうか.


舞台のセットは想像していたほど設置されておらず,その代わりかもしれないが,ステージには巨大なスクリーンが設置されており,場面に合わせて映像が多用されていた.

バレエは他の舞台より踊りが重視されるだろうから,映像が舞台装置がわりになるのは大変都合がよいのだろう.


近年,舞台を見る機会がなく,また今年は「ラ・フォル・ジュルネ」に行くこともできなかったのだが,やはり,舞台や音楽もいいものである.


また,機会があれば,舞台や音楽にも触れていきたい.

補足
当然,新国立劇場オペラパレスは初めてであったのだが,広さより高さに驚いた.
4階で見たのだが,うっかり落ちたら大変なことになってしまうと恐怖を感じるほどであった.
このような施設は西洋にしかないのではと思っていたので,そこについても驚いた.
次回の機会があれば,楽団も見える高さのある場所,そしてもう少しいい席で見たいものである.


[PR]
by Allegro-nontroppo | 2016-08-31 22:12 | あれやこれ

かんだい明日香まほろば講座「国際都市飛鳥と渡来文化」@有楽町朝日ホール

f0305926_23210296.jpg
第24回 かんだい明日香まほろば講座に参加した.
テーマは「国際都市飛鳥と渡来文化」である.

渡来人や渡来文化についてはあまり知識がないため,ひたすら知識を自分にため込むための講座となった.
今回は理解が追い付かず,ポイントをまとめようがなかったので概要を記しようがない.

ただ,面白かったのは檜隈地域は東漢氏の本拠地であり,そこから韓国の暖房であるオンドルのような遺跡や格子状のタタキの入った新羅系土器,百済の影響を受けた檜隈寺講堂跡,そして北魏様式の飛天など国際色豊かな遺物が出土していることである.
東漢氏や西文氏がいつ頃渡来してきたかというようなパネルディスカッションも面白かった.

渡来人についは,数か月程前から知識が足りないと思っていたので,頂いた分厚い資料から勉強を始めてみたい.

[PR]
by Allegro-nontroppo | 2016-08-17 23:36 | 講演会,シンポジウムなど

考古学から見た古代国家の成立について


「日本の国の始まりを考える」モーニングセミナー 第1回 「考古学から見た古代国家の成立について」を受講した.

講師は米川仁一氏(奈良県立橿原考古学研究所)である.

興味深かった点は以下の通りである.


ヤマト政権の成立について

・弥生集落(墳丘墓含む)が纏向遺跡・纏向古墳群に存在している

・纏向古墳群は定型化した古墳と見なせるかどうか

―古墳時代の古墳とは「大型の均整の取れた古墳」,「一墳,一埋葬」,「墳丘祭祀」とされているが,当てはまらない部分もある.


大王墓と古墳

・大和盆地内には大王墓とは別に大型前方後円墳が成立し始める.これは盆地内に有力豪族が多数存在し,さらには大王墓が河内平野に移ってからも勢力が衰えなかったことを示す.これらの豪族はそれぞれの拠点で古代豪族へと発展する.

・大和盆地東南部や飛鳥地域では桜井茶臼山古墳やメスリ山古墳以降も古墳が造られ続けていた.これは有力豪族の存在を示している.

・西日本では大和地域と同じように発展していったが,九州では様相が異なる.これはヤマト政権が制圧に苦労したことを示すか?

・東日本は大和の墓制を早くから採用していることから,密接な関係があったと言える.


大和盆地東南部から飛鳥の古代氏族

・縄文時代からの遺跡あり.東南部は弥生~古墳時代前期にかけて飛躍が見られるが飛鳥地域は大きな動きはなく,5・6世紀に渡来人が流入してくる程度.

・古墳時代後期以降は大王の都が次々と建設され,7世紀以降は日本の政治経済の中心地へ.この開発には古代氏族や渡来人たちが大きな役割を果たした.

・飛鳥京成立以降は大王や他の有力氏族との覇権争いが激化.

・東南部(三輪山付近)を安倍氏,飛鳥周辺を蘇我氏が拠点とし,進出してきた.


宇陀市北原古墳,古宮谷一号古墳…刀,剣,甲冑が発掘されていることなどから,武具の生産地域であったと考えられている.

神武天皇は熊野から宇陀を通って,ヤマトへ進出していることなどから,盆地西南部は対外的政策に関与していたと見られ,宇陀市は前線基地の役割を果たしていたと思われる.


以上が概要及び興味深かった部分である.

初耳だと思える部分は,盆地西南部の状況ぐらいであろうか.

それ以外は以前受講した寺澤薫氏の土曜イブニングセミナー(当ブログ感想記事:邪馬台国は国家か否か, 邪馬台国へ至る前史)と重複しており,特に新しい知見は無かった.

そもそもお話の中にも寺澤薫氏のお名前が多々登場していたので,米川氏は学術的に近い立場なのだろう.
今回,写真がないのも寂しいので少しだけお話に出てきた三輪山周辺の写真を貼っておく.
山の辺の道から大神神社の鳥居を撮影しているので三輪山が映り込んでいないのであまり適切ではないかと思うが.

f0305926_17345620.jpg


[PR]
by Allegro-nontroppo | 2014-11-03 19:34 | 講演会,シンポジウムなど

伊勢・飛鳥・橿原旅行記 2日目

f0305926_19554945.jpg
伊勢・飛鳥・橿原旅行の2日目は明日香村をまわった.
写真は高松塚古墳である.
明日香では初めて電気自転車を体験した.
明日香村をまわるのにはレンタサイクルを活用するのがよかろうということになったのだが,私が最後に自転車に乗ったのは10年以上も前のことである.
体力がもつか,非常に心配であったので,電気自転車を借りることにしたのだが,これは正解であった.
普通の自転車と比べて特に乗りにくいということはなく,さらに明日香村を巡りはじめてから気づいたのだが,アップダウンのある道が多い.
というわけで,明日香村巡りには電気自転車の活用が効率的ではないかと思う.

2日目に訪れた場所は

1. 高松塚古墳(及び壁画館)
2. 文武天皇陵
3. 鬼の雪隠
4. 鬼の俎
5. 天武・持統天皇陵
6. 亀石
7. 橘寺
8. 川原寺跡
9. 石舞台古墳
10. 岡寺
11. 飛鳥板蓋宮跡
12. 酒船石
13. 亀形石造物
14. 酒船石遺跡
15. 入鹿首塚
16. 飛鳥寺西槻(飛鳥寺西方遺跡)
17. 飛鳥寺
18. 飛鳥池工房遺跡
19. 大原の里(中臣鎌足生誕地)
20. 飛鳥坐神社
21. 甘樫丘
22. 雷の丘

である.
改めて見返すと外から眺めるだけの場所も多かったとは言え,よくまわったものである.
詳細は以下に記す.



続きはこちら→
[PR]
by Allegro-nontroppo | 2014-04-22 19:12 | 旅行記