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伊勢・飛鳥・橿原旅行記 1日目 伊勢の神宮 旧殿拝観について

少々前の話になるが,2013年12月13日に伊勢に行ってきた.
2013年は遷宮の翌週にも参拝しているので,伊勢を訪れるのは2度目となる.
なぜ,同年に2度目の参拝をすることになったかというと,私個人の仕事のスケジュールがそう厳しいものではなくなったこと,それから旧殿拝観のためである.
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旧殿拝観では正宮の遷宮の後,落ち着いたころから翌年の3月末頃まで,遷宮を終えた正宮=旧殿を拝観できる.
ただし,特別参拝した人のみこの権利がある.
特別参拝については,過去の記事に記したのでここでは省略する.
特別参拝では何重もの囲に阻まれて決して見ることすらできない正宮(もちろん屋根や千木など一部は遠くからでも見えている)を旧殿とは言え,目の前で見ることができる貴重な機会である.
なお,今回の旧殿拝観は外宮で実施された.
これまでは,内宮でのみ実施されてきたようだが,外宮側からの要望もあり,外宮初の実施である.

今回の参拝では別宮や二見興玉神社などは,同年に参拝済みであるから参拝しなかった.
ちなみに写真は旧殿の南板垣御門の外から撮影したものである.
以下に詳細を記す.



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by Allegro-nontroppo | 2014-04-21 19:52 | 旅行記

「脇本遺跡の調査結果から古墳時代の王宮について考える」 追記

本講演で面白い話をきいた.
王宮の所在地は循環しているというのである.
以下に循環しているという王宮の所在地を書き出してみる.

履中天皇  磐余(伊波礼) 稚桜宮
反正天皇  丹比(多治比) 柴籬宮
允恭天皇  遠つ飛鳥       
安康天皇  石上            穴穂宮
雄略天皇  泊瀬(長谷)    朝倉宮
清寧天皇  磐余(伊波礼) 甕栗
顕宗天皇  近つ飛鳥       八釣宮
仁賢天皇  石上             広高宮
武烈天皇  瀬(長谷)    列城宮
継体天皇  伊波礼          玉穂宮

確かに循環しているようにみえる.
記紀には数々の作為が働いているというのは通説であるから,これらの所在地についても史実ではないと考えることができる.
そうであれば,何のためにこのように記載したのか問題となるであろう.
また,これが本当に史実であったとしても,当時の人々がこれらの場所に置いたのか考える必要があると思う.

何故か思い出したのは伊勢の神宮遷宮である.
遷宮は「常若」の思想の元,続けられてきたと説明されている.
このあたりについてはアマテラスと神宮内で私の考えを既に記載しているから,ここには記載しない.
それらの記事を投稿したとき,「常若」の思想がどこからきたのかについては考えていなかった.
ふと,この循環の思想については王宮の循環から発想を得たのではないかと思ったのだ.

ちなみにこれらの王宮をもった天皇たちの在位時期は5世紀~6世紀初めである.
大和王権が確定してきた頃なので天皇家を考える上で重要な時期であろう.
後の世代に影響を及ぼした可能性大である.

この件については特に確証もないので,ただの独り言である.


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by Allegro-nontroppo | 2014-04-16 19:35 | 講演会,シンポジウムなど

伊勢から春日へ 補足記事

前回の記事に書くつもりで書き忘れたことがあったので,補足記事を書こうと思う.

春日大社には四柱の主祭神がいらっしゃり,春日神とも言われる.
春日大社宮司さまの説明に従うと

タケミカヅチー国譲りで活躍した日本神話最強の武神
フツヌシー神武天皇に東征の際に与えた布都御魂の剣を神格化した神
アメノコヤネノミコトーアマテラスの天岩戸隠れ際に,岩戸の前で祝詞を唱えた神
ヒメガミーアマノコヤネノミコトのお世話をする神.現代でいうところの奥様.

また,アマノコヤネノミコトとヒメガミとの間にお生まれになった若宮もいらっしゃる.

今回のシンポジウムで神宮大宮司様はこうおっしゃった.
「春日神は私の氏神様にあたります」

春日神といえば,藤原氏の氏神として有名である.
そして,神宮大宮司様のお家の鷹司家といえば,五摂家の一つで藤原北家の嫡流であり,またこの家から藤氏長者も輩出している.
藤原氏の名門中の名門といえるであろう.
神宮の主祭神であるアマテラスを氏神と言えるのはもちろん天皇家のみだから,いくら大宮司さまといえども,アマテラスを氏神様とおっしゃることはないわけだ.
当然のことながら,大宮司様がおっしゃるまで気づかなかった。
注意が足りない,反省.

ちなみに,春日大社宮司様の花山院家は摂家に続く,清華家にあたり,こちらも藤原北家から分かれた家にあたる.
よって,春日大社宮司様の氏神は間違いなく,春日神となるわけである.

藤原氏のひろがりを感じるものである.

最後に今回のシンポジウムがニュース記事になっていたのでリンクを貼っておく.
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20140407-OYTNT50088.html



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by Allegro-nontroppo | 2014-04-09 20:20 | アマテラスと伊勢

伊勢から春日へ②

さて,「春日大社第六十次式年造替記念シンポジウム  伊勢から春日へ」について,前記事の続きである.

第二部終了後,休憩をはさみ,春日大社・南都楽所による舞楽へ移った.
曲は「納曽利」.
基本的には,「納曽利」は二人舞であるが,一人舞の際は「落蹲」となる.
しかし,南都楽所の場合は一人舞は「納曽利」で,二人舞は「落蹲」と呼ばれるとのことだ.
よって今回は一人舞となる.
最近,舞楽,特に「納曽利」に興味があったので多少,期待はあったが,本当に「納曽利」であるとは!
ラッキーである.
内容については,舞楽を生で見ること自体がはじめてなので,評価できるべくもないが,江戸時代に宮中にまで教えに行った(技術が廃れてしまっていたらしい)南都楽所であれば最高のものであったのだろう.



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by Allegro-nontroppo | 2014-04-08 20:24 | アマテラスと伊勢

伊勢から春日へ

随分,久しぶりの投稿となってしまった.
このブログは日記ではないのでコンスタントに投稿する必要はないと
思っているが,本来なら投稿するべき出来事があったのに,
投稿できていないのだから問題である.
これについてはまとめて投稿したいと思っている.

昨日は「春日大社第六十次式年造替記念シンポジウム  伊勢から春日へ」に参加してきた.
このシンポジウムは事前に参加申し込みする必要があったのだが,
予定人数を上回る申込者がいたようだ.
主催者様のご配慮で皆,参加できるよう調整してくださったらしい.
抽選となれば必ず外れる人間なので,非常にありがたい.



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by Allegro-nontroppo | 2014-04-07 20:07 | アマテラスと伊勢