60周年記念講演シリーズⅦ 「飛鳥 ASUKA」である. 制作は牧阿佐美バレエ団である. 飛鳥時代を舞台に乙女と猟師の息子、そして竜神や竜たちが絡みあうファンタジーであった. 歴史上の人物や出来事を描いているわけではなかったが、特に祭司や宮司,献舞使の衣装は古代の服装を思い出させるものであったし,五色の布奉納舞は五節の舞姫の舞とはこのようなものではなかろうかと想像させるようなバレエであった. 音楽も雅楽ではないのに,日本の伝統ある音楽のように聞こえるのである. 曲の音階の問題だろうか. 舞台のセットは想像していたほど設置されておらず,その代わりかもしれないが,ステージには巨大なスクリーンが設置されており,場面に合わせて映像が多用されていた. バレエは他の舞台より踊りが重視されるだろうから,映像が舞台装置がわりになるのは大変都合がよいのだろう. 近年,舞台を見る機会がなく,また今年は「ラ・フォル・ジュルネ」に行くこともできなかったのだが,やはり,舞台や音楽もいいものである. また,機会があれば,舞台や音楽にも触れていきたい.
by Allegro-nontroppo
| 2016-08-31 22:12
| あれやこれ
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